釣りの「糸」は2種類ある
②リールに巻いた糸に結ぶ糸(リーダー、ハリス)
釣りには、2種類の糸があります。
まず、これを押さえましょう 。
釣りでは、リールに巻く糸を「釣り糸」と呼ぶだけではありません。
それにもう1本の糸を結びます。
サビキ釣り、ハゼ釣りをやったことがありますか?
あれって、針に透明な糸が結んであって、それをリールに巻いた糸と結びますよね?
そのまんま、あれです。
ルアーフィッシングでも、サビキ釣りでも、同じ釣りですから。
糸の色
それと、もう一度思い出してください。
糸の色が違いましたよね??
リールに巻いてある糸 ・・・ 色がついてる(ピンク、緑、青など)
針についてる糸 ・・・ 透明
この2つの糸は、違った色をしているんです。
リールに巻いてある糸(メインライン)は、釣り人から見えやすい色にしています。
針についてる糸(リーダー)は、魚から見えない色をしています。
糸の用途
色が違う以外にも、使い方も違うのです。
そもそも、「リールに巻いてある糸」 VS 「針についてる糸」
どっちが強い方が良いと思いますか?
答えは、「リールに巻いてある糸」です。
糸の材質
初心者が押さえるべき糸の材質は、3つです。
②ナイロン
③フロロカーボン
他にもありますが、3種類以外の糸はシーバスでほぼ使いません。
例)アジングなどで使用するエステルラインリールに巻く糸(メインライン) PE ○ ナイロン △ フロロ △
リーダーとして使用する糸 PE × ナイロン ○ フロロ ○
メインラインとは?
リールに巻く糸(メインライン) PE ○ ナイロン △ フロロ △
メインラインは、PEがオススメです。
飛距離が圧倒的に違うためです。
PEでもナイロンでも、「オマツリ」と呼ばれる、
糸がグチャグチャに絡む現象が起きます。
PEに限った話ではないのですが、特にPEは発生しやすいです。
ですが、覚えておいてください。
「ルアーは飛ばしたもん勝ち」なのです。
投げ釣りでもそうですが、飛距離は釣果に繋がります。
最初のうちは、PEラインに手こずるかと思いますが、
これはしょうがない!と諦めてください。
リーダーとは?
材質:ナイロン、フロロカーボンから選んでください。リールに何の材質の糸を巻くかで変わります。
PE :リーダー ○必要
ナイロン :リーダー ×不要
フロロカーボン :リーダー ×不要注)リールにナイロン、フロロを巻いて、リーダーを使用する人もいます。
ですが、それは稀だと考えてください。
ルアー釣りにおいて、「リーダー」を使用する場面は多いです。
リーダーはなんで必要?
リーダーは、エサ釣りでは「ハリス」と呼んでいます。
シーバスのルアー釣りでは、PEラインを使用する際に使用します。
PEラインを直結する方はいないとはいえませんが、
基本的には、「PEライン+リーダー」となります。
・糸自体が軽くて細いので、ルアーが飛ぶ
・視認性が良い
・鋭利なものにあたると、すぐ切れる
・伸びない
・糸の結び目の強度が弱い
近年では、スピニングリールを使用している方のほとんどが、
シーバス釣りではリールにPEラインを巻いています。
本当は、そのPEラインをルアーに直接結びたいのですが、
上記のようにPEラインには3つの大きな欠点があります。
これを解消するために、PEラインに「リーダー」を結んで、ルアーと結びます。
ポンド(強さ) 1lb=0.45kg
糸1号の太さ=4lb(ポンド) 例)3号は12lb
まとめ
糸の種類は、2つです。
①メインライン
②リーダー
糸の材質は、3つです。
①PE
②ナイロン
③フロロ
それぞれの特性を知って、自分に合うラインを使ってください