シーバス初心者の方がやるべき釣法
最初の1匹が釣れない(泣)
シーバスフィッシングを始めると、最初の1匹がなかなか釣れないですよね。
私なんて、1年釣れなかったです(泣)何度も心折れました。
1年もの期間釣れないことは、なかなか無いと思いますが、2、3ヶ月釣れていない方はいらっしゃると思います。
そのような方に向けて、意外と簡単に最初の1匹を釣る方法を書きたいと思います。
それは、「エサ釣り」から学ぼうです。
ヘチ釣り最強説
もともと「ヘチ釣り」をしていました。
ヘチ釣りってご存知ですか?
護岸際を釣るんです。「際=ヘチ」です。
護岸のヘリを釣るって言う方が、ご理解しやすいと思います。
ヘリがヘチに訛っていったのでしょうか。
独特な「タイコリール」というものを使って、スルスル際沿いにエサを落としていくんです。
「落としていく」というのは、重要なので後述します
ヘチ釣りって黒鯛を狙う釣法なんですが、シーバスがものすごく釣れます。
うまい方だと、1晩でシーバス30本以上という方を聞いたことがあります。
エサにアオイソメを使うと、私の場合 シーバス9:黒鯛1 くらいの割合で釣れます。シーバスが釣れるたびに、「またか・・・」って感じてました。なにせ外道ですから。
年間通じて、アオイソメで釣れます。秋でも、冬でも釣れます。ランカーサイズも釣れます。
エサに「カニ」を使用しても、シーバスが釣れることがあります。
余談ですが、それゆえ年間通じて「バチ抜けルアー」が使用できます。シーバスは、カニも小さいエビも食べてます。
ヘチ釣りは、身軽な装備でお金もかからず、最高の釣果を出してくれました。今でも、ヘチ釣り最強だと感じてます。
いまだに不思議なんですが、ルアーでは黒鯛が簡単に釣れて、エサではシーバスが簡単に釣れます。
狙いは逆なんですが・・・。そんなこともあり、私はルアーに挑戦してみたくなりました。
ヘチ釣りから学ぶこと
重要なことを書きます。
ヤツは、護岸際の足元にいます。足元でエサを待ってます(笑)
ルアーを遠投しなくてもいいんです。これがヘチ釣りから学ぶ、最初の1匹を釣る簡単・最速の方法です。
先ほど述べましたが、ヘチ釣りは「落としていく釣り」なんです。
水中で自然に落下していくエサを演出します。これに、シーバスも食いついてきます。
ということは、シーバスは「落下してくるものも食べている」わけです。
シーバスの口をご覧になったことはありますか?
上顎に比べて、下顎の方が出っ張っていますよね??
生物学的に正しいか不明ですが、ヘチ釣り界では「上からエサが落ちてくるのを捕食しやすいから」といったことを聞きます。
ルアー釣りをやって私自身感じることは、シーバスは「エサを下から食い上げる」傾向が強いのではないかということです。
自分より上にいるエサを食べやすい口の形状に見えます。自分より下にいるエサは、スコップのように掘り上げて食べるのではないかと・・・。
少し脱線しましたが、「落ちてくるエサに興味がある」と言われておりますので、ルアーを落とすとき(フォール中)にも釣れるチャンスはあります。
シーバスを何匹か釣ると、フォールで食ってきたという経験をすることがあります。
ルアーが着水して底まで落としていく間に、シーバスが食べてくるのです。
フォール中は自分の気が抜けがちですが、その間にも注意しましょう!
※ フォールとは、水中の任意のレンジまでルアーを落とすことです。糸を張ったテンションフォールと、糸を張らないフリーフォールなどあります。
実際にどうやって釣るか?
ここまで、ヘチに魚はいて、フォール中も釣れるということを述べました。
それをルアー釣りに当てはめます。
簡単ですよね?多少のコツがありますので確認ください。
補足が必要な点を解説します。
ヘチ釣りでは、護岸際から5㎝以内を目指します。
ルアーだと難しいので、最初のうちは30㎝以内を目標にしてください。
護岸際には柵があったりしますので、護岸際10m先に投げるのは難しいです。下手投げで3m飛べば十分です。
下手投げでも難しければ、まず足元にポチャンと落として、リールから糸を出しながら何歩が自分が歩けば同じ事ができます。
先ほど述べたように、フォール中でも釣れることがありますのでキャストは丁寧に。フォールしたあと、リール1巻き目で食ってくることも。
護岸際には、藻や出っ張りなど障害物がたくさんあります。当然、根掛かりが多発します。高価なルアーは避けて、ワームとジグヘッドを使用するなど、お財布にも優しい釣りをしてください。
シーバスは、暗い場所で、明るい方から来るエサを待ち構えています。昼だけで無く、夜でも街灯の明かりで護岸際だけ暗くなる場所があります。そういう場所はチャンスが増します。
オススメのルアー
シーバス初心者の方の「釣れない」を克服
最後まで読まれた方はお気づきかと思いますが、「テクトロ」と似たようなものです。
基本的には、歩くか、巻くかの違いです。
他には、フォールのアリ・ナシ、一定層を引いてくるかの違いがあります。
今回ご紹介した方法は、メジャーポイントでうまい方が多い中でも、初心者が太刀打ちできるものです。
最初の1匹を早く釣りたい方は、お試しください!