初心者でもシーバスが釣れるようになった理由
なぜ釣れないのだろう?
私がこの2年間、ずっと考えてきたことです。たいして釣りのセンスがない私でも、どうして少しずつ釣れるようになったのか書きたいと思います。
2018年の冬にシーバス釣りを始めて、長い期間釣れませんでした。1年もの期間、釣れない時期を過ごしました。恥ずかしながら、25連敗という記録を作ったのです。
そんな私でも釣れるようになりましたので、初心者の方は釣るためのステップをひとつひとつ確認していきましょう!シーバスは初心者に釣れないというイメージを払拭!
初心者にシーバスは釣れない!?
シーバス初心者が釣れないのには、理由があります。釣れる理由よりも、「釣れない理由」を探した方が早いです。
・ 適切な道具が揃っていない
・ 釣れる場所・時間に釣りをしていない
・ 適切なルアーを使用していない
・ 技術が不足
・ 釣り「勘」が不足
・ 初心者でも釣れるルアーを知らない
適切な道具が揃っていない
「適切な」と書いたのは、決して「値段が高い道具」ということではありません。
シーバス釣りに合った道具が揃っているかどうかです。
意外と見落としがちなところがありますので、最低限シーバスフィッシングを成立させることをおさらいします。
ひとつでも引っかかることがあれば、早急に対処してください。
ロッド ・・・ シーバスロッドを使用していますか?
ロッド ・・・ 20g程度のルアーを投げられる竿ですか?
ロッド ・・・ シーバスルアー用の竿を使用していますか?
糸 ・・・ リールに巻いてあったものではなく、ちゃんと糸を別に買いましたか?
ルアー ・・・ 変に大きいものを使用しますか?
ルアー ・・・ 季節を考えて投げるルアーを選んでいますか?
釣れる場所・時間に釣りをしていない
魚がいなければ、釣りは始まりません。
最初のうちは、釣れる場所と時間はわからないと思います。これには、コツがありますので解消法を教えたいと思います。
【 釣れる場所 】
まず、ネットで検索してください。「シーバス ポイント 東京」などで構いません。
検索結果が出たら、最初はできるだけ安全なところを選んでください。その際、一応その場所が釣り禁止でないかも検索してみてください。
季節も大事ですので、このような場所を選んでみてください。地域性もありますので一概には言えませんが、東京では下記の場所が良いと思います。
【 釣れる時間 】
魚には、釣りやすい時間があります。その時間に合わせることがベストです。シーバスは、基本的に夜間に釣ります。日暮れ前の夕方〜薄暗い朝までです。
日暮れ前の夕方を「夕(ゆう)マズメ」、朝日が出て薄暗い時間を「朝(あさ)マズメ」と呼び、釣りやすい時間です。
梅雨に入ったあたりから夏過ぎくらいまで、昼間でも釣れるようになります。不思議なことに、夜間より昼間の方が釣れる日もあるくらいです。
・3〜5月 海、河口、運河 → 夜
・6〜9月 河川(上流部もOK) → 昼、夜
・10〜12月 海、河口、運河 → 朝、昼、夜
適切なルアーを使用していない
ルアーには、種類、サイズ、カラーなどで区別されます。
最初のうちはわからないと思いますので、ざっくり押さえましょう。これも季節が大事です。
ごめんなさいですが、下記は東京近郊の場合です。
・3〜5月 『バチ抜け用』10㎝、『シンキングペンシル』6〜8㎝
・6〜9月 『シンキングペンシル』6〜8㎝、『バイブレーション』4〜6㎝
・10〜12月 『シンキングペンシル』8〜10㎝、『ミノー』8㎝〜12㎝
『バチ抜け用』
関東では、年明けあたりからバチ抜けが起こります。
バチ抜け専用ルアーがありますので、こちらを使用してください。
カラーは、派手目な蛍光グリーンやピンク、もしくは、お腹の部分がオレンジ色のものを選んでみてください。
『 シンキングペンシル 』
ゆらゆらだったり、尻尾をフリフリしながら泳ぐルアーです。水面〜水面30㎝くらいを巻いてみてください。
ガシガシ泳ぐルアーではありませんので、リールを巻いた抵抗感が少ないのがネックです。しかし、比較的アクションがナチュラルで初心者でも釣れるルアーです。
カラーは、バチ抜けルアー同様、派手目な蛍光グリーン、もしくは、お腹の部分がオレンジ色のものを選んでみてください。魚っぽいキラキラカラーでも良いと思います。
『 バイブレーション 』
重たくて、水底を巻いてくるルアーです。ブルブルと強い波動が手元に伝わってくると思います。特に、昼間の釣りで使用してみてください。
カラーは、虹色のコットンキャンディーという色がオススメです。バイブレーションについては、カラーは好きなものでよいかもしれません。
『 ミノー 』
魚のような形のルアーです。回転したり揺れながら泳ぎます。秋には、餌となる小魚もサイズが大きくなります。〜12㎝までと書いたのはそのためです。近くでサビキ釣りをしている釣り人がいたら、イワシなど小魚が釣れているか見渡してください。餌を追って、シーバスも近くにいるはずです。
カラーは、魚っぽい鱗がキラキラしたイワシ、ボラがよいでしょう。
技術が不足
「技術」といっても、難しいことではありません。下記は、最低限知っておく釣りの技術やマナーです。
・ 一定のスピードを維持してリールを巻くことはできますか?
・ リールを巻くときに、竿を持つ手が巻く動きと同調して竿先が揺れていませんか?
・ ラインを自己流ではなくちゃんと名前がついたノットで結べますか?
・ ルアーを真っ直ぐ投げることはできますか?
・ 隣の釣り人との間に、適切な距離感が必要なことをご存知ですか?
・ 常に身の安全を考慮して、釣りをしていますか?
・ リール、ロッドは適切に洗っていますか?
・ 海や川は風が強いことを念頭に、上着をきちんと持って行ってますか?
釣りは、周囲の変化に気を配らなくては釣れません。風、水の流れ、水面の変化などを感じながらするものです。それと同様に、周囲に迷惑をかけないようにしなければなりません。トラブルの原因になったりしては、釣りが楽しめなくなってしまいます。自分も周囲へのマナーも含めて「技術」です。
それと、釣り道具はメンテナンスが必要です。怠ると、意外に早く劣化したり、海水で錆びてしまいます。道具を大事にしていれば、その道具に異変が起きたときにすぐに気づけます。リールや竿を壊してしまうことを未然に回避できるのです。
釣り「勘」が不足
これは、すぐに身につくものではありません。
上述のように、周囲の変化に気を配れば、釣れそうな「勘」が働きます。第六感のようなものです。中級者以上の方は、釣り場を見ただけで「今日釣れそう」「あっちの場所の方が良さそう」って感じます。
他には、このルアーは釣れそう、今日はこのルアーカラーがよさそう、といった勘が働くようになります。けっこう当たることが多いです。経験の部分が大きいです。
なぜか、最初の1匹を釣ると急激に「勘」が成長します。それまでの辛抱です。
初心者でも釣れるルアーを知らない
よく、ネットにはシーバスは「ただ巻き」だけでOKと書いてあります。ですが、初心者でも釣れるルアーを選ばなくては、ただ巻きで釣れません。
1匹も釣れないルアーは無い。
ただ、100匹釣れる状況なのに、1匹しか釣れないルアーは存在する。
現在では、たくさんのルアーがあり、毎年いくつもの新製品がリリースされます。その中には、初心者にとって良いもの、悪いものがあります。
説明のうえで「悪いルアー」の方がイメージしやすいと思います。ルアーの動きが悪くて釣れないということではなく、下記のようなことです。
・特殊なテクニックが必要(ただ巻きだけでは、性能が発揮されない)
・広告、口コミほどの性能がない(少々誇大なこともあったりなかったり・・・)
初心者のうちは、誰が使っても釣れるようなルアーを使うべきです。ですが、実際そのようなルアーを見つけ出すことはなかなか難しいのです。ネットには「○○は絶対買うべき」と書いてあるのを見ます。どのような条件のときに力を発揮するものなのか、しっかり書いてくれていることは少ないです。
ですから、初心者は私のように最初の1匹釣れるまで長いこともあったり、無用にルアーを買い漁ってしまったりするのです。
知識がないと出費が増えてしまう!?
販売メーカーは、売るために必死にプロモーションをします。買い手側はその商品の「良い面」しか見れません。私のような初心者には、全く知識もなくてどのルアーが良いのか見当もつきませんでした…。釣りの上手な知り合いもおりません。
ネットで新しいルアーを検索しては購入してを繰り返して、余計に出費をしてきたように思います。
初心者向けの入門ロッド・リールがあるのに、初心者でも釣れるルアーとして売ってるものは中々ありません。
神ルアーとの出会いが釣果を変える
釣りの技術は皆無に等しい私でも釣れたのは、理由があります。
性能が良いルアーに出会ったからです!
そんな、釣りが下手な私でも釣れたルアーを、
「神ルアー」と呼び皆様に紹介したいと思います。
釣りがヘタな私でも釣れる → ルアー自体の性能が良い → 神ルアー
私ほどに釣れない方は、なかなかいらっしゃらないかと思います。
けれど自分と同じように、なかなか釣果が出ない方に向けて、
「上手な方には敵わないけれど、初心者でも楽しめるくらいに釣れるルアー」
「素人でも釣れる、簡単な釣り方」
といった情報を共有したいと考えています。
「初心者だから釣れない」のでは、釣りが面白くないですから。
なお、私は現在も釣り自体は下手なままです・・・。
神ルアーの性能だけに頼った釣りをしております。
私自身の技術も向上して、新しい情報をお知らせできるように
頑張って練習していきます。