なかなかシーバスが釣れない方へ
『思うように、釣果が出ない!』
そんな方へ、アドバイスを書きたいと思います。
② 適切な釣り方をする
上記を見て、
『普通のことじゃん』って感じた方が多いのでは?
でも、意外とできていないことがあります。
初心者の方で釣れていない方は、
順を追って丁寧に確認していってください。
必ず釣れるようになります。
すべてにおいて重要となるのは、
ひとつひとつを疎かにしないこと
となります。
魚がいる場所にいく
一番重要なのはこちらになります。
魚がいない場所で1日釣りするより、
魚がいる場所で10分釣りした方が釣れる可能性が高まります。
「釣果を決めている」といっても過言ではありません。
場所をテキトーに決めてしまうのは、良くありません。
使える情報は全部使って、釣行場所を決めましょう。
② SNSなどでチェック
③ 天候を確認
① 季節ごとのエリア
申し訳ありませんが、
下記は日本すべての地域に当てはまりません。
関東での話となります。
3~5月 海、運河
6~9月 河川
10~12月 海、運河
ざっくり、このような場所が良いと思います。
キーワードは、水温、酸素量、エサです。
水温
シーバス適水温 15~25℃程度 (諸説あり)
魚は、変温動物です。
自分で体温を調整することができません。
「水温」が体温を決める一因となります。
水温が15~25℃くらいだと、シーバスも元気です。
動物は元気が無いと、じーっとしてます。
だから、15~25℃の水温の場所に釣りに行けば良いのです。
夏場は、海より河川の方が水温が低く、
冬場は、河川より海の深いところの方が水温が高いと思います。
村田基さんが動画でおっしゃってました。① その日の最高気温と最低気温を足す
② それを2で割る
③ それより少し低いくらいが水温
たとえばです。
① 最高35℃ + 最低25℃ = 60℃
② 60÷2 =30℃
③ それより少し低い 27~28℃
けっこう合ってませんか??
酸素量
人間も魚も酸素がないと生きて行けません。
酸素が豊富な場所に、人間も住みます。
エベレスト山頂に、人間は定住できませんよね。
魚も同じです。
青潮、赤潮が発生している状況では、
酸素量が不足しています。
その場合には、魚は河川や、排水まわりなど
酸素を求めて移動します。
エサ
一番わかりやすい例は、バチ抜けです。
魚は、バチ抜けしている場所に移動します。
魚だけでなく、水温、酸素量の条件が悪いと、
エサも良い条件を求めて移動することがあります。
ハク、イナッコは河川にいったり、
カニは水中から岩場に移動するでしょう。
河川に釣りにいくときは、
そこに何のエサがあるか意識してください。
そのエサがいる場所で、
そのエサがいるレンジに、
そのエサに似たルアーを投げればよいのです。
② SNSなどでチェック
SNSを使って、釣れてる場所をチェックします。
昨今、釣り場を晒す問題がありますが、
地名は出さずともおおよその場所は把握できるはずです。
海なのか河川なのか、くらいはわかると思います。
その情報を参考にしてください。
そして、大事なのはSNSで釣れてる場所について
『なぜ、そこで釣れたのか?』
考えてみてください。
当てることはできないかもしれませんが、
考えることでヒントをもらえます。
「○○○だから、海がよいのかもしれない」
「×××だから、河川がよいのかもしれない」
こう考えることで、これから釣りに行く場所を
考察することができますよね。
③ 天候を確認
釣りに天気は重要です。
「雨が降って釣りにいけないか・・・。」
といった事ではありません。
雨が降ると、変化があります。
・ 水温
・ 酸素量
・ 水の量
・ 水の濁り
釣行当日でなくとも、
前日に大雨があったりすると翌日も影響が残ることがあります。
また、「気圧」も魚に影響を与えます。
低気圧 ・・・ 天気が悪いことが多い
高気圧 ・・・ 晴れることが多い
釣りに行く場所の「気圧」を調べてみてください。
魚の浮き袋にかかる圧力が下がって、
浮き袋を膨らませやすいので、魚が浮きやすいという現象です。
よく、「台風の前は釣りやすい」と聞いたことがありませんか?
台風は低気圧です。
低気圧が影響しているかもしれませんし、
台風の予兆でエサを食べておくという本能かもしれません。
「天気痛」といって、
天気によって頭痛など体調に変化ある人がおります。
人間に影響があるのでしたら、
他の生き物に影響している可能性も十分にあるわけです。
低気圧が接近しているからといって、
雨が降るわけではありませんのでひとつ注意ですよ。
現地に着いてから
現地に着いて釣るまでの間にも、
大事な場面はいくつかあります。
② ルアーを結ぶとき
③ 巻いているとき
④ 次のキャストを投げるとき
① 釣り場に着いたとき
河川では水流、海では潮の流れなど、
状況を確認しておりますでしょうか?
『なんとなく、この辺からやってみよう』
って、場所を決めていませんか?
闇雲に投げると、時間がもったいない場合がありますよ。
まず、現場に着いたら確認から始めましょう。
・ 地形変化、潮目など「変化」しているところを探す
・ 釣りがうまそうな人がいるか確認
周囲の状況を確認せずに釣りをすることは、
例えば、メニューを見ないで注文するようなものです。
(1)壁にメニューが貼ってある店内をイメージしてください
まず、メニューを見渡せる場所を探しましょう
(2)メニューのなかで、美味しそうな看板商品を探しましょう
(3)メニューに迷ったら、常連の人がいるか見渡してください
おそらく、常連さんが食べているものが美味しいはずですよ
一番美味しそうなところから、手をつけましょう。
もったいないですよ。
だって、状況は変化していきますので。
あとでやろうって残しておいても、
その時にもう冷めてしまっているかもしれません。
もしくは、他の人がそのポイントに入ってしまうかもしれません。
釣りでは、
『美味しいものは先に食べる派』となってください。
② ルアーを結ぶとき
一番信頼できる結び方を採用していますか?
糸が切れないことが大前提です。
精神を集中する「スイッチを入れる時間」です。
③ 巻いているとき
・ 釣りを終える最後のキャスト
どうしてもテキトーに投げてしまいがち。
釣れる可能性は下がってしまいます・・・。
ルアーの動きがまるで変わってしまいます。
適度に休憩を入れてしっかり投げましょう。
④ 次のキャストを投げるとき
きちんと狙いをもって投げていますでしょうか?
その次に繋げて絞っていくことで釣果が生まれます。
集中して投げる30分の方が良さそうではないですか?
ルアーが水中にある時間を増やすことも重要です。
無駄な時間を使いません。
最後に
今回は、魚がいる場所に釣りに行くことを書きました。
・ 釣行場所で、釣果が決まる
・ 魚がいる場所で釣りをしないと、当然釣れません
・ すべてのテキトーは極力排除する
自分で予測をたてて、集中して実行する。
↓
実行した結果を踏まえて、改善する。
何度も実行と改善を繰り返して、正解にたどり着くのが釣りです。
少し時間はかかりますが、
絶対に魚がいる場所がわかるようになります。
それでは、実際にどうやって釣るか?
テクニックを次に書きますので、ご覧頂ければ嬉しいです。
今回の記事が良いと思いましたら、
是非他の記事も眺めて頂ければ幸いです。